令和2年度 福岡県働き方改革地域実践事業に参加しました。

 保育士という職業は子どもの将来希望する仕事の上位に並びますが、実際の保育業界ではなかなか保育士不足が続いています。原因として、子どもと接する保育時間を超えて必要となる作業時間、お昼寝の間に交代で取ることになる休憩の質、その他保護者対応、子どもと接する為の保育計画や実践反省などの記録作成など・・・の負担にあるのではないでしょうか?
 ひと昔まえに比べると残業、業務の省力化は保育業界全体として取り組んてきたり、意識の変化により進んでいると感じますが、まだまだ一般業種に比べるとほど遠い気がします。それをどのようにして現状を把握して、改善点を見つけていくかということを今回知ることができました。
 今回の実践は正直なところ、繁忙な中で取り組むのは難しいと考えていましたが、そのような中でも、講師の先生をはじめ、アドバイザーの先生方の助けをいただき、今まで実践導入してきたことも含め、ワークライフバランスの取り組みや目標を整理することができました。
 保育園自体、働くことと子育ての両立のお手伝いをしている役目を担っていますが、その大切な担い手にもワークライフバランスが必要です。自園でもまだまだ、改善する余地はあるものと考えますので、これをきっかけに今後も保育士を中心として、常勤職員もパート職員も含めた職員全体のワークライフバランスを進めて行きたいと思いました。